マーガレット 18号 ふたりで恋をする理由、15話 感想
※ネタバレ注意です※
愛慈が「俺、いまこの子と付き合ってるから」と 真綾ちゃんに向かって宣言。当然 うららは驚き、戸惑います。
しかし、うららの肩に置いた 愛慈の手に ぐっと力が入ったため、異変を感じた うららは 何も言えなくなるのです。
一方、真綾ちゃんは 笑顔で「そう、それは知らなくて ごめんなさい」と言って、帰っていきました。
どうして あんな事を言ったのかと、愛慈をポカポカ叩きながら うららが怒ると、愛慈は 冗談だと謝ります。
「冗談って… もっとタチ悪いじゃないですか！ あんな…、あんな…！」
「ごめん、なんか思わず 口から出ちゃったんだよ、――…、俺、安堂さんとなら 本当にそうなっても いいと思ってるから」
そして 愛慈は、今度の休みに デートしよう、と提案したのです。
一体 何が起きているのか、うららの頭は ついて行きません…。愛慈の言葉は 嬉しかったけれど……
（でもなんか 浮かれきれないのは なんでだろう、それは たぶん――）
バイト先の スタッフルームで、真綾ちゃんから うららに話しかけます。
「さっき 岡庭くんが言ってたこと あれウソでしょ」「私だって バカじゃないもの わかるわよ 安堂さんの反応とか見てれば、
やっぱり 最低ね あの人、ああいう冗談 言うなんて 信じられないよね、自分なら許されるって思ってるのよ、そういうとこ 全然変わってない、本当に最低」
「有坂さん、愛慈先輩と 付き合ってましたか？」
「――そうだよ」
（「嫌な予感」なんて言葉で ごまかして 見ないふりしてただけ ほんとは とっくに気付いてた、
目の前の このひとは 先輩の 特別な女の子だったことのあるひと）
真綾ちゃんは、とっくに終わったことだし 今は好きじゃない… というような事を言って、愛慈を ひたすら悪く言いました。
いくらなんでも言い過ぎだと うららが言うと――
「安堂さんはあの人のこと 何も知らないから そんなこと言えるのよ！」
たしかに、真綾ちゃんは きっと、うららが知らない愛慈のことを たくさん知っています。
でも、うららだって 何も知らないわけではありません！
「先輩が付き合ってるって言った言葉は ウソで冗談かもしれないけど、
私は 先輩とお付き合いしたいって 思ってます、私 愛慈先輩のことが 好きです」
今度こそ頑張る、という気持ちを 思い出した うららは、もう過去のことは気にせず 今だけを見て 真っ直ぐに突き進む……事ができるでしょうか！？！
愛慈をエスコートすると決めた 初めてのデート 当日、果たして 無事に、素敵な1日にする事は できるのか、次回の展開も めちゃくちゃ気になります！ >_<
