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もくじ
忍恋（にんこい）、第1話＆第2話＆第3話＆第4話＆第5話＆第6話 感想
※ネタバレ注意です※
花とゆめ 17号 忍恋（にんこい）、第1話 感想
現代日本に 密かに残る 忍びの隠れ里、甲賀 飛田の里。その里に住む 12歳の女の子、杏子は 強い忍びになるため、男の子に負けない忍びになるため 修行中です。
そんな ある日、里に 外界からの客人が やって来ました。
杏子たち 里の年少組を集め、名家中の名家 華山院家の嫡子・楓は言います。
「わしは近く 華山院家の当主となる」「お前達の中から 若く腕の立つ忍びを 一人選び 華山院家 当主専属の側忍として 召し仕えたい」
名家専属の忍び、それは憧れの就職口。明朝の選抜試験で1位を取り 選ばれる事を、もちろん 杏子も目指すのです。
試験に向けて 朝稽古をしていた杏子は、楓の小姓・朝霧と仲良くなりました。
（杏子と同じ 朝霧にも、やむにやまない思いがあるんだ ここにいる間だけでも 忘れさせてあげられたら… きっともっと、元気になれる）
朝霧を 里で一番 綺麗な朝日が見られる所まで、連れていった 杏子。
そこで朝霧に、杏子は「可愛らしい女の子」だと言われ 嬉しさを感じつつも、そんな自分を 否定してしまう杏子です。
「望まぬ性別でも、望まぬ体でも、それが自分のものならば、自分自身を否定するな」
そう言ってくれた朝霧が、突如 倒れてしまい、杏子は 急いで屋敷に戻ります。
選抜試験ではなく、朝霧を助ける事を選んだ 杏子。だけど実は 朝霧こそが、華山院 楓だったのです。
「杏子、私は決めたよ、君を、私の忍びに迎える」
思わぬ形で 名家専属の忍びに選ばれた杏子！ だけど、朝霧として接してくれた時と 楓として接してくる時と、あまりにギャップがあって 杏子は戸惑っていますね…？
エリートと言われる 忍びしかなれない 永久就職、当主専属の側忍となる事を、断るなんて選択は ないと思いますが、果たして 杏子は、当主 楓と上手くやっていけるのでしょうか。
第2話の展開が めちゃくちゃ楽しみです ＊^▽^＊
花とゆめ 18号 忍恋（にんこい）、第2話 感想
嘘をつかれた事を知った 杏子は、楓に 怒ります。結局 その日、華山院家の側忍は 決まりませんでした。
そして 翌日、楓は 杏子に「また会いに来る」と告げ、杏子の頬にキスをして 外の世界へ帰っていったのです。
それから4年後、杏子は相変わらず 立派な忍びになるため修行中。でも、すっかり 可愛い女の子になっています。
杏子は、楓の言葉を ずっと胸に仕舞い、自分を否定するのを やめていました。
4年間 音沙汰がない楓の事を、“いい思い出”だと鉄男に言う 杏子ですが、杏子の 本当の気持ちは――――
側忍に指名された 喜びよりも、嘘をつかれた 怒りの方が上回ってしまったのですね。
だとしても てっきり杏子は側忍に就くのかと思っていたので、想像していた展開と違っていて ビックリしました！
4年後の杏子は めちゃくちゃ可愛いし、鉄男は めちゃくちゃイケメン…！！！＊≧▽≦＊
早く 4年後の楓の姿も見たいです！ 次回も楽しみです！
花とゆめ 19号 忍恋（にんこい）、第3話 感想
鐵男に「私は楓のこと待ってないから！」と、意志を張った様子で 宣言する杏子。
気になる人を見つければ 楓のことを思い出さなくなるのかな、と考え始めます。
そんな時、二こ上の先輩・架流さんに 告白された杏子ですが、自分の心の中には 楓がいる、と気づき 断りました。
男に襲われそうになっていたところを、助けてもらった 紗々女。
鐵男は、美人で人気の高い紗々女に 告白されるも、杏子に想いを寄せているため 断ります。
しかし フラれた紗々女に、ショックを受けている様子はなく…？
「フッてくれて ありがと 鐵男くん、これで私も 心置きなく、他人を 蹴落とせるわ」
「外を知れば 杏子が一番だ なんて幻想だったって気付くわ、恋なんて そんなものよ」
杏子に「鐵男の言う通りだ、私は、楓を待ってるのかもしれない」と言われてしまった 鐵男。
そんなものは幻想だ と、紗々女に言われた言葉を そのまま杏子に言う鉄雄でした――――
花とゆめ 21号 忍恋（にんこい）、第4話 感想
杏子に 急な知らせが届きます。御堂家というお金持ちの血縁だったらしい 紗々女が、里を出たのです。
里を出たがっていた紗々女は 夢を叶えました。
一方 杏子は、楓のことが気になってしまい 絶不調です…。
紗々女から 手紙が来ます。内容は 学友だった鐵男への、誕生日パーティーの招待状。
杏子は 自分も連れてってほしい、と 鐵男にお願いします。
名家のパーティーなら 楓も呼ばれているかもしれない。楓に会ったら 振ってもらう。そうすれば 私は前に進める。杏子は そう言いました。
しかし、下忍の杏子は 里を出られません。鐵男は『水面歩行』を完璧に習得すれば こっそり連れて行ってやる、と約束します。
必死で『水面歩行』の練習をする杏子は その中で、楓に会いたい気持ちで いっぱいになるのです。
無謀とも思われた 鐵男との約束を、見事 果たした杏子は、楓に会うため パーティーが行われる東京へと向かいます――――
花とゆめ 22号 忍恋（にんこい）、第5話 感想
東京に到着した 鐵男。荷物に紛れて 杏子をホテルの中に入れてくれます。
「つきあってくれて ありがとう、鐵男って いい奴だな」
「いい奴だぜ 俺は、優しくはないけどな」
鐵男に渡された飲み物を 口にした途端、眠ってしまった 杏子。
目覚めた時には もう鐵男の姿はなく、急がなければ パーティーが終わってしまう時刻です。
杏子は 急いでホテルを出ました。すると そこは、初めて見る 外の世界。目を輝かせる 杏子でした。
飼い主のもとから離れ 車に轢かれそうになってしまった、「楓」という名前の犬を 杏子は助けます。
無事に 犬を飼い主に渡したところ、その飼い主は 杏子を口説いてくるのです。
「待てよ 嬢ちゃん、悪かった、犬助けてもらった礼 させてくれねぇ？」
御堂家パーティー会場の場所を教えてくれた 青年の名前は、久賀 皇紀。
杏子が 彼に感謝を伝えて、教えてもらった場所へと向かう その頃、杏子の想い人・楓も パーティー会場へ――――
花とゆめ 23号 忍恋（にんこい）、第6話 感想
“幸せ”を手に入れた 紗々女。しかし 実は、御堂家の本当の娘は 杏子…！？！
どうせ杏子は ここに来られやしない、と油断している 紗々女です。
パーティー会場に辿り着いた 杏子は、楓と紗々女が 結婚する、という噂を耳にしました。
楓への想いは 恋なのか、分からないけれど 胸が苦しくなる杏子…。
遠くから 幸せそうに笑う紗々女を眺め、（あの紗々女なら きっと楓も幸せになれる）「お姫様と王子様みたいで素敵だな」と祝福する杏子ですが、涙が出てしまいます。
（ああ そうか 私は楓に、恋をしていたんだな）
パーティーの最中、何者かに銃で狙われた 紗々女を、杏子は 助けました。
しかし、杏子が この場にいる事は、紗々女にとって とても不都合なのです。
外界に出られる身分ではないはずの杏子が 何故ここにいるのか。里から抜け出して来た事を 認めた杏子を、紗々女は 拘束させます。
（抜け忍は大罪、悪くすれば 死罪もありえる、このまま里に戻れば、もう二度と 杏子は里を出られない）
もう二度と 楓に会えないのか…と悲しみ、抵抗する杏子。そこに 現れた楓。ついに 杏子と楓が 再会しました。
「その娘に触れるな、彼女は 私のもの、たった一人の 私の忍びだ」
