もくじ
理想のオトコ、14話 5巻 感想
※ネタバレ注意です※
LINEマンガ、第14話-1
編集者である 圭吾に、トーコより「漫画」が大事でしょう? と言われ、否定できない ミツヤス先生。
漫画家は誰でもなれる職業ではない、「仕事」と言っても 多くの漫画家は 内なる思いを吐き出してる場合が多く、描かずにはいられないはずだと、圭吾は 話しました。
そして、もしも燈子が ミツヤス先生に 漫画を辞めてほしいって言ったら 天職できるのか、問いかけます。
一時的に辞める事は出来たとしても、創作が出来る人にとって ずっと描けないというのは、拷問みたいなものなんじゃないですか? と――
「………、トーコさんは そんなこと… 言いません…」
「ですよね 俺もそう思います、だから燈子が 我慢することになるんです」
不規則な生活で 休みだってほぼない、漫画家の仕事。本人は 好きな事を仕事にしているし 読者からの声援があれば 耐えることができるけど、燈子は 締め切りに追われるミツヤス先生を横目に 好き勝手 遊びに行けるタイプではないはず。
圭吾は 冷静に 的確に、燈子とミツヤス先生が付き合う事に 反対している理由を述べました。
「先生は燈子の存在を感じながら 安心して目の前の原稿に集中できても、その時 燈子は 孤独を感じてると思います、
忙しい先生がそんな燈子に 気遣ってあげられる余裕はありますか?
燈子が会いたい時 話をしたい時 頼りたい時… そういう時こそ 俺は燈子の傍にいてやりたい…、俺にはそれができます、
悲しいかな 俺の代わりなんて 会社に大勢いるんです、でも先生は、先生にしかできないことをやってます、
燈子のことを 本気で想ってるなら、燈子とは 離れてほしい それが俺の本音です」
編集者として 漫画家さんの事を熟知している上に、燈子の事を よく分かっている 圭吾の言葉は、とても説得力がありますね。
一方的に決めつけて 反対してくる圭吾に、ミツヤス先生 言い返して…! なんて 前回は思っていたけど、今回を読んでいて 悔しいけど、圭吾の言い分は 一理あるのかな、と感じました。
結局 圭吾に何も言い返せず、言われたとおり 燈子から離れようとしている? ミツヤス先生…。一体 どうなってしまうのでしょう >_<。
そして、高野さんが 茉莉沙の夫・正樹に会いに行くとは ビックリ…!!!
一体 高野さんは、正樹に 何を言うつもり!?! 続きが気になって仕方ありません @_@;
LINEマンガ、第14話-2
正樹に会いに来た 高野さんは、茉莉沙と ちゃんと向き合って話をしてあげてほしい、と言います。
「そして彼女に謝ってください、女性に手をあげるなんて ありえない」
僕が 茉莉沙さんの事を好きなだけであって、彼女は 何も悪くない。正樹が 言い返してきても、淡々と話し続ける 高野さんです。
「結婚してたって「好き」と思う気持ちは 対等ですよ、
僕は別に 彼女を奪う気なんて そもそもなかった 彼女が幸せなら それでよかったのに、
どうして信じなかったんですか? 彼女は僕の誘いもずっと拒み続けてますよ」
茉莉沙に “完璧な女性で妻” を求める 正樹。茉莉沙の事を “か弱くて一生懸命で 守ってあげたい人“ として見ている 高野さん。
去り際 高野さんは、正樹に向かって「本当の彼女が見えないようなら 僕がもらいますよ」と言いました――――