もすこ先生の連載作品「咲き還り姫の葬歌〜捨てられた花は復讐に舞う〜」の最新話が読める月刊プリンセスは、毎月6日に発売です
同時配信の電子版が便利でオススメ!
もくじ
10話 3巻 プリンセス 2024年12月号
出版社 秋田書店/2024年11月6日 発売
ねぇ一色くん、私のこと好きでしょう? / 1巻 -今だけ無料-
2024年1月25日まで
『年下すぎる男の子なんて恋愛対象外』
『だって私は結婚がしたいんだし』
『だから ときめいたり ましてや恋なんて』
『絶対にない』
『大人になったら時間が経つのが早くなるっていうけど 私も然り』
『あっという間に30歳目前』
「和花」
「明後日の誕生日は彼と過ごすの?」
「うん 夜にね お昼は私 友達の結婚式があって」
「あ~ そうなの」
「それと今夜は彼の家に行こうかと思ってて… 常備菜でも作っとこうかなと」
「充実した週末ですこと」
「というか 和花の彼ずっと忙しいわね?」
「うん… 昇進がかかってるみたいで… …でもさ」
「雅人 最近何か隠してるみたいでね… 妙にそわそわしてるというか…」
「あっ」
「もしかして そろそろ…?」
「あるかも? プロポーズ!!」
「そ~~ 期待しちゃうよね~~っ!」
「三鈴」
「神崎部長…!」
「今少しいいか? 新規事業の件なんだが」
「はい 大丈夫です」
「営業部長として俺が参加するのは知ってるだろ 三鈴には俺の補佐を頼みたい」
「! 承知しました」
(神崎部長の補佐を任されるなんて……!)
『なんだか人生いい流れかも……!』
「それで専門のコンサルタントを雇うことになったんだが 三鈴にも紹介しとこうと思ってな」
「あちらの方々だ」
「神崎部長!」
「今回 私の補佐につく三鈴です」
「初めまして ドレクスコンサルティングの三橋と申します」
「よろしくお願いします」
「そして隣が部下の――― 一色です」
『わっ』
『顔がいい』
「一色 蓮と申します 御社のプロジェクト成功のため精一杯 尽力させていただく所存です」
「新人ではありますが彼の能力は私が保証しますので…!」
(わ~~ 綺麗な朱色の髪の毛~… 地毛だよね…?)
「あとのメンバーは後日ご挨拶させていただきます」
「ありがとうございます あらためまして」
「三鈴和花と申します」
「三鈴… 和花さん……?」
「は はい」
『!!?』
「え えーと? どこかで……?」
『え? 何? こんなイケメン知り合いにいないけど……!?』
「お知り合いか?」
「……いえ なんでもありません 失礼しました」
「いえいえ!」
『びっくりした 勘違いかな?』
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