別冊マーガレット 2月号 霜月先生の甘くない恋愛講座、最終話 感想
※ネタバレ注意です※
霜月先生と付き合える事になった 愛理。次の日曜日、いよいよ 初デートです！
絶対に失敗したくない愛理は、どこに行けばいいのか 悩みました。
「そうだ先生！ 遊園地 行きませんか！？」
もらったチケットがあるため、少しだけ強引に 遊園地へ行く事が決定します。
（先生が 私とつき合ってくれたこと、後悔なんか してほしくないから、今日の初デート、いままで学んだことを生かして、私を彼女にして よかったって、思ってもらいたい！！）
ついに デートの日、遊園地に到着した愛理は 機転や気配りを欠かさないように…と頑張りますが、どこか空回り……。
横入りする人を見かけたら、つい いつもの委員長グセまで 出てしまうのです。
先生は そんな愛理の事を「一緒にいると飽きない」と言ってくれたり、ジェットコースターに乗って 愛理の髪が乱れると 笑っていたりして、とても楽しそうなのに、愛理は “もっとカップルらしいことがしたい” と 焦っています。
そこで、愛理は おばけ屋敷を利用して、先生と くっつこうとするのですが…、あえなく失敗。
（どうしよう、やること なすこと うまくいかない…）
（成長みせるどころか ダメダメじゃん…、結局 先生に助けてもらってばっかりだし、ふたりで最高のデートしたいって思ってるのに…
先生は 今日のデート 楽しんでくれてるのかな…？）
愛理は 先生に、遊園地に来るのは いつ以来か、聞いてみました。先生の答えは 10年ぶりくらい、と。
「遊園地って遠いし 人多いし 乗り物 乗ってるより 並んでる時間の方が長いじゃん」
「だから 昔から、周りが遊園地 行ってるの見ると 不思議だったよ、なんでみんな わざわざ めんどくさいことしに行くんだろうって」
苦手な場所なのに 無理に来てもらっていた…、しかも 雨まで降ってきて、愛理は もう帰りましょうか、と提案します。
（本当は もっと一緒にいたいけど、先生の気持ちも 大切にしたい）
次のデートで リベンジする、と 無理して笑う愛理の手を引いて、先生は 観覧車に乗りました。
「…どうせ雨やどりするなら、この中ですれば 楽しいじゃん」
面倒くさい事を嫌っている先生が 雨の中をダッシュするなんて… と愛理は驚いています。
「確かにね、全部 めんどくさいと思ってた、中学のとき いろいろあってから、どうすれば 人とぶつからないかばっかり 考えるようになったんだよね、それはそれで 楽になれたんだけど、何かと本気で向き合えたこともなかった
失敗したり、転んだり、雨に濡れるかもしれないなら はじめから 何もしなければいいんじゃんって
でも いまは違う、失敗したら 笑いあえばいいし、転んだら どっちかが起こせばいい、雨がふったら 雨やどりの時間も悪くないって
思うようになったんだよ、きみと一緒なら」
霜月先生のおかげで たくさんの事に気づけた愛理ですが、先生も また、愛理に たくさんの事を教わっているのですね。
教えて 教わって、そんな2人の関係は とってもステキだなぁ、と思いました ＊^_^＊
すごくキュンキュンできるし 可愛らしいハッピーエンドで、大満足です！！！
