ミユキ蜜蜂さんの連載作品「春の嵐とモンスター」の最新話が読める花とゆめは、毎月5日と20日に発売です
同時配信の電子版が便利でオススメ!
もくじ
40話 8巻 花とゆめ 2024年24号
出版社 白泉社/2024年11月20日 発売
八雲立つ / 1巻 -今だけ無料-
2022年7月11日まで
『かつて 俺の家は刀の研磨を生業としていた 祖父は名人としてそれなりに名の通った人だったらしい だが第二次大戦中の東京空襲で家は焼け 祖父も亡くなった』
『父はごく普通のサラリーマンとなり 刀を扱っていたという名残は祖父が後生大事にしていた 一本の飾太刀だけとなった』
『重い』
〈島根県〉
〈松江市〉
『信じらんないくらい』
『重い』
「お―― 七地!! ここだ ここ!」
「ど…ども 江馬先輩」
「なぁんだあ おまえ マジに持ってきたの! その刀!」
「さ…最初は こんなモンかなと思ってたンだけど 持ち歩くうちに段々と重さが こたえてきて… まるで あれッスよ よーかい子泣きじじい」
「わはは これから行くとこにピッタシじゃん」
「あれ 他の人… 北野先輩とかは?」
無料期間が終わっても サンプル試し読みできます! 気になったら ぜひチェック♪
八雲立つ 灼 / 1巻 -今だけ無料-
2022年7月11日まで
〈国の大體は 震を首とし 抻を尾とす 東と南は山にして 西と北は海に屬けり〉
〈出雲と號くる所以は 八束水臣津野命 詔りたまひしく〉
〈「八雲立つ」と詔りたまひき〉
〈故 八雲立つ 出雲と云ふ〉
『やはり』
『ここは“場”か』
『そして あの祠は』
『忘れ去られた 「小一郎神」』
『やっかいだな…』
「あったあ? 真実加!」
「無い~~ 写生会の時 落としたと思ったんだけど」
「大事にしてたのにィ ○ティちゃんのシャーペンっ」
「ごめんね 裏の幽霊森なんかに つきあわせてェ」
「やっぱ怖いね ここ 明和小の七不思議の ひとつなんだよね」
「誰もいないのに声がぁ とかあ~~~…」
「何をやってるんだ」
「ふっ 布椎君っ!!」
「なっ なんで…っ」
「おまえらこそ こんな所に来るなよ」
「落とし物 捜してて」
「幽霊森が怖いの 知ってるけど~~」
「ここは元 鎮守の森だ」
「「小一郎神」のな」
「は!?」
「それが祠のあと 忘れ去られて 百数十年か」
「元はそれぞれの屋敷神 つまり先祖などを祀った祠」
「小祠ゆえ 村の鎮守の森等に集められて祀る事も多い」
「この神には特質がある 社地を動かしたり 木を切ったりすると 激しく祟るというな」
「えぇぇっ」
「しかも ここは長年忘れ去られ “場”が荒れている もう近付くなよ」
無料期間が終わっても サンプル試し読みできます! 気になったら ぜひチェック♪