La・La(ララ) 5月号 図書館戦争 別冊編、INDEX.43 感想
※ネタバレ注意です※
水島の「辛くないですか?」という発言に対し 柴崎が怒るのも、許せなかったのも すごく理解できますし、今の柴崎の精神状態では 怒りと悲しみに言葉が 堰を切ったように次々と出てきてしまった事も、仕方がないと思います。
でも やっぱり、少し言いすぎてしまいましたね…。
本人も自覚してるだろうけど 水島さんは 人とのコミュニケーションが苦手な人で、柴崎が望むような気遣いを 完璧にするのは、ムリでしょう >_<。
「あんたのは心配なんかじゃない、「心配している 優しい自分」を見せたいだけよ、
…これ以上 ここにいたら もっと酷いこと 言っちゃいそうだから しばらく出るわ、
あたしの せめてもの気遣いだって 分かってくれると 嬉しいけど」
水島さん、かなりショックを受けてしまったと思いますが、柴崎のこと 嫌いにならないでくれると いいですね…。
直接ではないけど 書き置きで、水島さんは 配慮が足りなかった事を 謝ってくれたし、柴崎も 手塚のおかげで、言いすぎてしまった事を 謝ったので、大丈夫だと信じたいな…。
たとえ ストーカー事件が解決しても、2人の間に しこりが残ったら 悲しいですから T_T。
しかし、柴崎の事を よく理解し、支えてくれる手塚は 本当に優しくて、めちゃくちゃ 格好いいと思いました!!!
「俺の前でまで そんな憎まれ口 叩かなくていい 事情は 大体読める」
前に 柴崎が渡した お守りを、“一旦” 柴崎に返したのは、願掛けとは別の意味も 持っているのでしょうね。
中に何か入っている? 触っただけで柴崎が気づいた という事は、小型のGPSとかかな?
「非常事態だ 神様も大目に見てくれる」
柴崎の事が 心配でたまらないから、念には念を入れるし、似合わない言葉だって 自然と出てきたんだろうなぁ、なんて 思いました。
ますます悪質になっていく 柴崎の卑劣なストーカー犯人は、一体 誰なのか、何者なのか――――
深い暗闇の中にいる柴崎が あまりにも可哀想で…、正直 読むのもツラくなってきてしまうのですが…、でも 手塚が 柴崎の心を支え続けてくれているから、きっと柴崎は 負けないでいられるはず! と希望を持てます! ^_^。
「お前に弱いところがあるのは 悪いことじゃない 当り前なんだよ、お前が飛び抜けて有能じゃなくても お前のこと好きな奴は好きだよ、
笠原とか 同僚とか お前と仲がいい奴は皆、お前が 有能だからじゃなくて お前が いい奴だから 好きなんだよ」
もちろん “皆” の中には、手塚自身も 含まれているんですよね?
本当に 本当に、手塚が格好よくて ビックリしちゃいますー!!!