乙女椿は笑わない 2話・3話 1巻ネタバレ注意

投稿日：2019年1月1日

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乙女椿は笑わない、2話＆3話　感想

※ネタバレ注意です※

最初に斗真と出会った時、顔はよく見えなかったけど声のトーンで誠実そうな人だな、と思っていた椿。

しかし、もう誰かを好きになることはないような気がする…と考え、恋愛に積極的にはなれません。

そんな中、斗真が椿に会いに来てくれました。椿はお金とハンカチをお返しします。

「じゃあお礼のお礼ってことで、椿さん俺とデートしてくれませんか？」

最初は断った椿ですが、斗真の手にはものすごく観たかった演劇のチケットが…！

緊張するけれど斗真とデートする事になったのでした。

観劇を終え、興奮冷めやらぬ椿は感想を熱く語ります。すると、斗真は笑うのです。

「舞台も面白かったけど　椿さんも面白かった、主人公と同じ顔になってたよ、主人公に危機が迫ったら驚いて、主人公に辛い事があったら悲しんで、主人公が笑ったら笑って」

「椿さんあなたは、感情豊かな人だ」

人前で笑うことを怖がっていた椿だけど、斗真の言葉で少しずつ変わっていくのでしょうね。

もちろんそれは素晴らしいことだと思うのですが、斗真が椿の母から頼まれている事を知ったら、椿はどう感じるのかな…、という不安も増していきます。

斗真も、個人的に椿に惹かれているところがあるだろうなぁ、とも思うのですけれど。

今後の展開がどうなっていくか、気になりますね。

それから、椿のお父さんが元プロレスラーだったとはビックリしました！

お父さんの活躍を今でも知っている人がいる事を喜ぶ椿は、とても柔らかい表情をしていますよね。この時も微笑んでいますね。

内緒にしている事があるとはいえ斗真は決して悪い人ではないし、椿のお友達ご夫婦・美希とカズキも良い人ですし、職場の方々を含め、椿の良さを分かってくれる人が沢山いる事に、とても嬉しくなりました。

素直に自分の気持ちを、男の人に言えたのは久しぶりだった椿。またトーマさんに会いたいかも…と思っています。

ところがバイトの三宅さんとの会話から、斗真は椿と出会った日にも文房具売り場に来ていた事が発覚したのです。

さらに、文房具店に勤めている事は椿の父から聞いた、と言ったのも嘘だったと分かりました。

お父さんの居酒屋の前で斗真と会った椿。失礼を承知で「あなた誰なんですか？」と、不審に思っている気持ちをぶつけます。

「俺はあなたのお母さんの養子です」「百合子さんに頼まれて、あなたの様子を見てました」

母と私はもう何の関係もない、と言って斗真を追い返そうとする椿ですが、お店の2階で倒れている父を見つけ――――！？！

もう手の施しようがないと分かっていたお父さんは、椿に心配をかけたくなくて通院している事を隠していたのでしょうか…。

いきなり病院で父の容態を知らされた椿の気持ちを考えると、とても悲しくなりました…。

正体を明かした斗真に、佐助さんと百合子さんを会わせたい、なんてこの状況で言われても、「出来るわけない」と答えるのは当然ですよね >_<。

だけど、百合子さんが出て行ったのには何か大きな事情があるらしいし、今も百合子さんはお父さんと椿の事をとても大切に想っているのが分かるので、斗真の説得が成功するといいな…と思います。

どうなるのか続きが気になって仕方ありません！　4話が待ち遠しいです！