もくじ
37.5℃の涙、55話 ( case 42 )&56話 ( case 43 ) 感想
※ネタバレ注意です※
Cheese!(チーズ) 12月号 37.5℃の涙、55話 ( case 42 ) 感想
今回は 新田くんのお話でしたね! 新田くん大好きなので 嬉しくなっちゃいました!*^▽^*
居候させてもらってるお姉さんや 柳さんとケンカする新田くん、子供っぽくて 微笑ましいです(笑)
そして、以前 勤めていた保育園の子達に、今も めちゃくちゃ慕われてるって事が 本当にスゴイと思います。
しばらく会えなかったのに、それでも みんな、新田先生のこと 忘れないでくれてたんですね ^_^。
しかし、園児たちにとって “辞めてしまったけど大好きな 男らしい新田先生” の存在が、保育園の新しい先生の負担になってしまうなんて…。
とはいえ、新しく男の先生が入った事を 新田くんが めちゃくちゃ喜んでいた事や、“男らしさ” で悩んでいた 新人の小野先生が 新田くんに弟子入り(?)したシーンには、読んでいて 思わず笑みがこぼれてしまいました。
新田くんと小田先生、まったくタイプが違うからこそ 面白いコンビになってますよね!
男は男らしくなきゃダメ、なんて 光輝くんが急に言い出したのは、ご両親の言葉の影響みたいですね…。
お父さんもお母さんも まったく悪気は無いのでしょうけど、長男の光輝くんに “男らしく” を求めすぎてしまっているのでは >_<;
“男らしく” ではなく “自分らしく” を考える。新田くんのお姉さんのおかげで そう思えるようになった小野先生が、光輝くんにも その事を教えてくれるのだと思います。
小野先生って どこか桃子に似ている気がして、応援したくなるキャラです! 次回の活躍に期待です!
Cheese!(チーズ) 1月号 37.5℃の涙、56話 ( case 43 ) 感想
自分らしさを しっかりと見つめ、頑張る小野先生が とてもステキでしたね ^▽^。
ただ、光輝くんのママが 光輝くんを「男の子らしく」育てたいと思う感情も 理解できたので、難しい問題だなぁ…とも思いました…。
そうですよね…、光輝くんらしいのが 一番、なんて お母さんだって分かってるんですよね…。
でも そのせいで光輝くんがツライ思いをする可能性が高いのならば、小学生になる前に 変わってもらいたい、と考えちゃう 親の気持ち。それを間違ってると言っては いけないな、と感じました。
新田くんの言うとおり、男の子がピンクのランドセルを選んで 何が悪いの? って思いますが、たしかに子供は 何を言うか 分からないですもんね… >_<;
潤さんが まだ5歳の光輝くんのためを思って言った、「色んなものをシャットアウトしないで 見守ってあげてほしいなぁ…」という言葉には グッときました。
だけど 潤さん自身も分かっているように、それは 他人の勝手な意見、なんですよね、親にとっては。
光輝くんの将来を いちばん考えているのは 光輝くんのご両親なのだから、自分が口を挟むのは間違っていた…と反省した時の小野先生の気持ちが よく分かったからこそ、新田くんの言葉は 衝撃でしたー!
「結局 今考えても 意味ねぇから、考えんの やめたら」
全然 答え 出てないし、そんな 雑な言い方 どうなのー!?! ^▽^;
しかし、新田くんは 身近に、今 楽しそうにしている 潤さんと、立派に保育士をやっている 小野先生を見て、答えなんて すぐに出るものじゃない、っていう 答えを出したんですね。
そんな新田くんの言葉と、潤さんの言葉に 突き動かされて、大きな変化があった 小野先生が、すごく格好良くて 泣きました…! ^_^。
「…なら…!! 守ります…!! 光輝くんをいじめるヤツがいたら 僕たち先生が…、絶対に許しません…!! 小学校に行っても 中学生になっても…、僕たちは ずっと…ずっと…っ、光輝くんの先生です…!!」
「…僕は…いじめられていた時… 辛かった… 悲しかった…、だけど… だけど…、父と母だけは… ずっと僕の味方でした… …どうか…お母さんだけでも…、光輝くんを…見守ってあげてください――…」
“何も分かってない” とか思って、自分から一歩 引くことを やめた小野先生の言葉、光輝くんのママの心に しっかり響いたみたいですね。
光輝くんの将来が どうなるのか、その答えは 今は出ないけれど、きっと光輝くんらしく 生きていける未来に 向かってる、と信じて 見守っていく事が、何より大事なのかもしれないなぁ と思いました!