マーガレット 16号 ふたりで恋をする理由、13話 感想
※ネタバレ注意です※
星泉女子の制服を着た キレイな女の子に、愛慈は 少し硬い表情で「久しぶり なにしてんの こんなとこで」と声をかけました。
「なにって… 私は べつに――」
愛慈が 女子（うらら）を連れていることに気づきと、一瞬 固まる 愛慈の知り合いの子。
そして、「別に帰り道んただ 通りかかっただけよ、それじゃ」と言って すぐに立ち去ります。
すれ違った際 うららは、彼女が とても悲しそうな顔をしている事に 気づきました。
愛慈は 彼女について「中学の同級生」としか うららに言いませんが、どう見ても 愛慈の様子は、2人の雰囲気は、様子が変で――――？
気になって モヤモヤしたけれど、あの人は ただの中学の同級生、と うららは 自分に言い聞かせ、もう考えないようにします。
そんな時、うららは 母の知り合いのケーキ屋さんで、短期のバイトをする事になりました。愛慈の最寄り駅の近くにある お店へ行き、バイト初日を迎えた うらら。
すると 店長に「もうひとりアルバイトしてくれてる子がいてね うちの親戚の子なんだけど」と言われ、その子と会った うららは ビックリ…！ なんと、愛慈の知り合いの あの女の子だったのです。
彼女の名前は 有坂真綾ちゃん。すぐに “先輩の中学の同級生の人” だと気づいた うららは、心の中で（せ… 世間 狭すぎる！）と困惑します…。
真綾ちゃんは、2か月くらい前から お店に立っているらしいのですが、声は小さいし 顔は怖いし、明らかに 接客業に向いていません。
しかも、うららが 話しかけただけで、ビクビクして 怯えてしまいます。でも、真綾ちゃんは 必死に、うららと喋ろうとしてくれて――
「わ、私昔から話す事が苦手で…、特に初めてとか 慣れない人だと き、緊張しちゃって…」
接客業に向いていない事は 分かっているけれど、自分のこういう所を ちょっとでも どうにかしたくて、伯母さんに無理を言って アルバイトさせてもらっている、と うららに話してくれた 真綾ちゃん。
上手くいかなくて 落ち込んでいる様子の 真綾ちゃんを、うららは 全力で励ましました。
すると、真綾ちゃんは とてもステキな笑顔を見せてくれるのです。
（こんなの… 同性の私でも ドキッとしちゃうよ）（このひと 本当の本当に かわいい）
（この様子だと 多分、私があの時愛慈先輩と一緒にいた人間だって 気付いてないかんじだよね、
「あの時会いましたね」なんて 私の方から わざわざ言う必要ないよね 別に おかしなことじゃないよね、
だって、いまここで余計なことを 口にしたら 先輩が 遠くに行っちゃうような気がして）
ところが、うららの制服が 陽川高校の制服だと気づいていた 真綾ちゃんに、「2年生に 岡庭愛慈くんって いない？ 安堂さん… 岡庭くんって 知ってる…？」と聞かれた うららは――――！？！
うららの胸の中で いっぱいになってしまった、正体不明の不安と 嫌な予感は、きっと 気のせいなんかじゃないのでしょうね…。
逃げずに 知りたいと思ったから、うららは 純に教えてもらう事にしたのかな。
愛慈と真綾ちゃんの間に 何があったのか、一体 どのような関係なのか、めちゃくちゃ 気になります！
次回、17号の 14話が、待ち遠しくて仕方ありません…！！！
