ぼくは地球と歌う　最新話 / 54話

◇１巻 まるまる 無料◇ほぼ毎日 更新◇

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2023年4月6日まで

〈ついに今日から一人暮らしだっけ？〉

「ああ そうだ」

〈海外に行ったご両親も心配してるでしょうね…〉

「大丈夫だ　　それに立花はもう高校生だぞ」

〈…まぁ　　アンタならうまくやってけそうだわ〉

「お どうやら着いたようだ　　また明日 学校でな 鼎」

〈うん またねー☆〉ピッ

「ここが…」

「月城荘…」

「どんな人が住んでいるのか　　楽しみだ」

「うはっ　　おっぱいかよ」

『――え…』

『今…この人…』

『お…おぱ…えええっ！？ な 何を言って…！！』

『ちょ…待て待て 落ちつくのだ立花… 聞き間違いかもしれん…』

「リサちゃん おっぱい大きいもんね～」あはははっ

『ま また言った！！！』

『202号室…　あれは立花の部屋だよな…』

『何故この人は ここでハレンチなことを連呼するのだ…！？　新手のいやがらせか？』

「おっぱい大きいと大変なんだってね 肩こりとか　　肩もみなら俺がしてあげるよー」

（ううう）

「まぁ　もむのは肩だけじゃないかもだけどねー☆」あはっ☆

「や」

「やめろ！！」

ゴッ

はっ

「も ももも申し訳ない…っ つい…っ」

「で…でも貴女だって悪いんですよ…　　公前の場でお…お… お…ぱいとか言うから…」

「……」

『――…！？ し しまった…』

『なんか… やばい雰囲気に…！！！」

「～――――っ」

「なぁ」

「俺といいことしようぜ！！」

「なっ」

「な」

「うつけ者――ッ」

「ガヘッ！！！」

「な なな何を初対面で… チャラいにもほどが――」

「あ 自己紹介まだだったね　めんごー」

「人の話を聞け！！」

「俺 203号室(となり)に住んでる 松岡正宗」

「君は？」

「……立花蛍」

「…です」

「蛍ね蛍 いい名前だわ 君とならうまく――…」

「あっ リサちゃん ごめんごめん　　今夜よろしくねー♡　スキだよー」

『なんなんだ この輩は…　今夜って』

『立花の本能が言っている…』

『この男に関わるべきではない と――…』

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