Cocohana(ココハナ) 8月号 Bread&Butter ブレッドアンドバター、36話 感想
※ネタバレ注意です※
昔、純さんと付き合っていた時に、洋一は 純さんに、そのうち休みが取れたら 海外へ旅行に行こう、と約束しました。
しかし、その後 洋一の仕事は 忙しくなるばかりで…、国内の旅行の予定すら ドタキャンする始末。
せっかく取った 純さんのパスポートは、結局 洋一とアメリカに行く事なく、期限が切れてしまいます。
(果たせない 約束をするのが嫌いだ、ものすごく怒られる)
(約束は嫌いだ、ものすごく、傷つける)
柚季から届いた LINEの内容に、頭を悩ませる 洋一。彼女の不満の理由を 全く理解できず、どう返事をしたら正解なのか 分かりません…。
それでも、返さなきゃいけない事だけは 本能で分かっている洋一は、丸二日 考え抜いて『ごめんなさい。具体的に何がダメだったのか、ちゃんと理解できていないので…』『もう少し、時間ください』という 短文を送信。
受け取った 柚季は、洋一に 何一つ伝わっていなかった事に、びっくり…!
すぐに 自分が送った長文を読み返し、言葉を丁寧に選びすぎた事を 後悔します。
(そして夜中に書いたのが マズかった…!!! 確かに 曖昧かつ ポエム過ぎたかも!! 恥ずかしいっ!! もっとストレートに訴えるべきだった!!)
(ストレートかつ 相手を責めずに 誠実かつ素直な文章で…!! ダメだ…っ 私の語彙力と 洋一さんの読解力…!!!)
(会いたい!! 会って端的に話し合って すませたい…っ!!!)
というわけで、洋一に 何とか時間を作ってもらう事にして、柚季は 東京へ。
わざわざ東京まで来てくれた柚季と、仕事の合間を縫って 食事も取らず、2人で話そうとする 洋一。
すると、こじれている事を知り 痺れを切らしたアシスタントさんが、洋一の考えを暴露しました。
「――先生は…、柚季さんの為に、激務の中 寝る間を惜しんで デジタルの勉強を始めたんすよ、
柚季さんが 箱根でパンを焼き続けたいなら、自分が どこででも描けるよう 仕事のスタイルを変えれば良いんじゃないかって、
柚季さんのすぐそばで 仕事ができる方法を探ってる最中なんですよ」
洋一の考えを知る事ができた 柚季は――――
五十嵐さんが作るパンの美味しさを知った 洋一は、以前にも増して 柚季が箱根で店をやる事について、応援したい気持ちが 強まったのではないでしょうか ^_^。
そして、洋一の思いを知った 柚季が、洋一の“気持ち”を しっかり受け取り、そこまで考えてくれてるなら なおさら全力で頑張りたい! と言えるようになっていた事に、何だか 嬉しくなります。
結婚という「形」にとらわれず 今がんばってくれている“事実”を喜び、洋一の性格を誰よりも理解して どーんと構えていた柚季は、スゴイし ステキだなぁ、って思いました!!!
どうなる事かと不安だったけど、会えば すぐに、柚季と洋一の間に流れていた 不穏な空気は消え去ってくれて、ホッとしました。
と言っても、ほぼ アシスタントさんのおかげですよね!*^▽^*
口だけなのかどうか 始めてみないと分かりませんが、五十嵐さんの旦那さんも 応援してくれてるみたいだし、柚季と五十嵐さんが 箱根で店を開く計画、ここから どんどん進んでいきそう!!!
過去の失敗や間違いがあるからこそ 人は成長できるのだから、仕事も パートナーとの関係も、みんな上手くいくはずだと 期待しちゃいます。
10月号の37話は どんな展開になるのか、今から めちゃくちゃ楽しみです!