きっと愛だから、いらない 33話 6巻ネタバレ注意

投稿日：2019年5月6日

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Sho-Comi ショウコミ 11号　きっと愛だから、いらない、33th drop　感想

※ネタバレ注意です※

（ねぇ吉良くん、この時のわたし達は　まだ、これが奇跡の始まりだなんて気づいてなかったね）

円花・光汰・結愛・颯真、4人で結成したラズライトは、瞬く間に有名になっていきました。

するとプロデューサーの鮫島さんが、4人に「3日後のライブに出てもらう」と告げます。

「番組に出て問い合わせがジャンジャン来てる　SNSでも拡散が止まらない、この流れにデビューを乗せない手はない」

結愛はものすごく乗り気です。円花も「デビュー」と聞いて、胸が高鳴りました。でも……

「あの　鮫島さん、お話しておかないといけないことがあります、わたしは病気で、まともに活動できるのは半年くらいかもしれません」

円花の告白に、鮫島さんはさほど驚かず、あっさりと「ま　いんじゃね？　半年いいね！ダラダラやってもしょーがない！！」なんて、予想外すぎる反応。

「いいんですか？」

「この世界じゃめずらしいことでもねぇよ、10やってもなんにもならねー奴らもいりゃ　たった一枚のアルバムで世界を動かす伝説のバンドもいる、それが音楽だ、

俺はラズライトをプロデュースしたい、答えは高宮円花(おまえ)が歌うか歌わないかのどちらかだけだ」

光汰・結愛・颯真の後押しもあり、円花は笑顔で歌う事を宣言するのでした。

ラズライトの4人で海辺の防波堤を歩いている時、円花が「ラズライト」とはどういう意味なのか、「鉱物」という意味なのか、今さらだけど尋ねます。

すると、光汰が答えてくれました。

「razzlight(ラズライト)、razzule(ばか騒ぎ)　light(光)、造語で　太陽の下で遊ぼうって意味、「さくら」がつけた、いい名前だろ」

ステキな名前だと答えた円花は、海に向かって叫びます。

「さくらさんのばか――！！　なんで死んじゃうのよ――！！」

（さくらさんが死んだ理由は　わからない、きっと、そこには確かに絶望があったんだと思う、でも、こう思わずにはいられない）

「…いよ、まだ生きられる人が自分で死ぬなんてずるい…っ」

体を震わせ目に涙を浮かべている円花を、後ろからそっと抱きしめ、円花の手を握ってくれた光汰が、「そうだよな、必死で生きてる奴もいるのにな」と言うのでした――――

新章開幕、表紙＆巻頭カラー＋2本立て！！！　めちゃくちゃ豪華！！！＊≧▽≦＊

特に颯真視点の番外編、あまり明かされてなかった颯真の気持ちがよく分かって、よかったです。

すっごく切ないけれど、だからこそキュンキュンしちゃいます…！

さて第2部が始まった本編では、光汰がさくらさんの事を笑顔で話せるようになって、さくらさんの映像を観れるようになって、結愛と颯真はすごくホッとしただろうなぁ、と思いました ^_^。

さくらさんの “東京ドームでライブしよーね！！” という夢を叶えてあげるため、光汰は以前とは比べのものにならないくらい、前向きに音楽活動と向き合うことができて頑張っていけるでしょうね。

しかし、円花の余命はあと9か月…。プロデュースの件でも一波乱ありそうですし、今後の展開はどうなっていくのか、12号の34話が気になります！！！ >_<