織田はるか先生の連載作品「高坂社長は我慢できない〜トロける同居生活はじまりました〜」の最新話が読める姉フレンドは、毎月1日に発売です!
もくじ
21話 6巻 姉フレンド 97号
出版社 講談社/2024年11月1日 発売
先生もネット世代 / 1巻 -今だけ無料-
2023年10月8日まで
「誰? アイドル?」
「や 違う」
「こういうの なんて言うの… ネットで人気になった一般人」
「へー こんな感じの子が好きなんだ」
「まあ… 好き」
「授業中も見ちゃうくらい?」
「ゲッ 先生ぇ…」
「自習はスマホいじっていい時間じゃないよ」
「すみません…」
『四六時中、』
『手のひらにインターネット』
「あ! 上田先生~ いい加減ツイスタのアカウント教えてよ~」
「やってないよ」
「えー嘘だ~ そんなんじゃ先生の友達とコミュニケーションとれなくない?」
『それがあって当たり前の世代』
「じゃあ LINUのID教えて♥」
「個人的なやり取りになるからダメ」
「いとこの学校 フツーに先生とも交換してるのに~」
「よそはよそ うちはうち」
『人によって使い道も依存度も違うのだから』
『きっとここにいる生徒の人数分』
『ネットへの向かい方が存在するのだろう』
「上田先生 前に言ってた資料――…」
「あーここです すみません」
『上田 祐介 25歳』
『学生時代からSNSが日常に溶け込み始めた、』
(えーっと これで検索して出てくるかな…)
『世代が近い俺にとっての それは――…』
(お ビンゴ)
『それは』
〔上田いいじゃん かわいい!!〕
〔これで男釣れたら なんか奢れよ〕
〔おー〕
『自分が生んだ黒歴史を』
『消せない場所――…』
(いつも忘れた頃に見かけるんだよなぁ…)
(もう5年も前なのに…)
『5年前 素性を隠せるSNSで女装だとバレずに何人男を釣れるか』
『そんな遊びがキッカケで ネット上に自分の女装写真を投稿するようになった』
『危なくなったり飽きがきたらアカウントを消せば完結する そう思っていたが』
『当時そこそこ人気を博してしまったこともあり』
『今でも俺の女装写真はネットの海を漂っている』
(自業自得とはいえ…)
『自分の生徒の目に留まる日が来るなんて考えもしなかった…』
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