山口くんの妹・丹香から『飛鳥はチョコが嫌い』という秘密を聞いた皐たち。山口くんの好みを知るため、バレンタインの下見に行くことに! 皐に和菓子を渡すよう薦める丹香に対して『彼女の手作りチョコが欲しいんじゃ』という山口くんの心の叫びが飛び出て――!?
第38話|一緒やで
38話の注目シーンをPickUp! 勝手に販売促進😊
「……ふ、今日の飛鳥 テンション高い。ふふふ、いつもと違う――」
「…高ないで、いつもと一緒やで」
「え――? 本当に? いつもと一緒?」
「一緒やで。だって皐が笑うと抱きしめたくなるもん」
「え?」
「チョコありがとう!! めっっっちゃうまかった!!」
もくじ
10巻38話|別冊フレンド2024年9月号
山口くんの笑顔はじける! 初めてのバレンタイン♥
『9月号の斉木優先生のメッセージ:最近の高校球児はみんな長髪だそうですね。やばい…めっちゃボーズのキャラがいる…。』
39話は10月号、この笑顔が見たかったから――。
10巻37話|別冊フレンド2024年8月号
もうすぐバレンタイン。山口くんの番号から着信があり、幼い女の子の声で『飛鳥のひみつを教えてあげます』と言われた皐。山口くんの妹・丹香の仕業だと考えた皐たちは待ち合わせの場所に。予想通り現れた丹香から『飛鳥はチョコが嫌い』という秘密を聞いて――!?
第37話|えーかげんにせぇよ
ミリオンヒットおおきに! これからも離さへんで!
「ほんまに欲しいもん ばっし――言うたらえーねん、そのほうが」
「だから、チョコが欲しいんじゃ、俺はぁっ」
え…? だって……
「だって…、チョコ嫌いやんか…」
「…………、嫌いって… 別に…、食べられへんわけやないし… いや…つか……、彼女の! 手作りチョコが! 欲しいんじゃ!悪いか!!」
『8月号の斉木優先生のメッセージ:山口くんはヤナギブソンの声まねをしてますが誰にも気づいてもらえていません。』
次回38話は9月号、㊗11月号まで連続掲載決定!
9巻36話|別冊フレンド2024年6月号
第36話|覚悟しときや!
バレンタイン直前! ありったけの愛をあなたに。
「だって…だって飛鳥、もうすぐバレンタインやのに…」
(バレンタイン?)
「飛鳥…飛鳥は、チョコが 嫌いやんか…っ」
「「そうなの!?」」
「えっ… や…まぁ… 嫌いっつーか…。…もしかして俺の秘密ってそれ……?」
「そーやで! だってバレンタインに彼女はチョコあげるやろ。そしたら飛鳥……、絶対かっこつけて全部食べるやんか、かっこつけやから」
「……」
性格読まれてる、さすが妹。うん きっと、黙って全部 食べてくれたんだろうなぁ。
『6月号の斉木優先生のメッセージ:扉絵はバレンタイン感を出したかったのですがバチェラー感が出てしまいました。』
次回37話は8月号、バレンタイン×丹香=大波乱!?
9巻35話|別冊フレンド2024年4月号
冬休み明け、久しぶりの再会でお互いの気持ちを再確認できた2人。放課後、皐の家で勉強することになったけれど、激しい雪でびしょ濡れに…。お風呂に入ったあと、山口くんに髪を乾かしてもらって急接近!勉強どころじゃなくなっちゃった2人はキスをして…!?
第35話|ほんまにちゃうねん
雪が降り積もる夜、部屋にはふたりきりで――。
「ん……けど……、皐が1人になってまうやろ?――て…思うんやけど…その……俺さっきビミョーなこと言ーたやん」
“どこまでしてもいいん?”
「やから俺が残るとか言ーても、なんか…下心っぽいし…。いや…ちゃうで?そーゆーつもりちゃうけど!ほんまにちゃうねん」
(……冷静に…)
「あ、信じてへんやろ その顔は――」
冷静に考えてさ、この人しかいなくない?
「ちょっ…えっ…なっ…何して…」
「…がいい…」
「え!?」
「飛鳥がいい…、…はじめて…するなら…飛鳥がいい」
『4月号の斉木優先生のメッセージ:山口くんが作れるのはお好み焼きのみです。料理上手というわけではありません。』
次回36話は6月号、2人の恋は一歩ずつ確かめ合いながら♥
9巻34話|別冊フレンド2024年2月号
コワモテの山口くんが実は優しいことを知った皐は、彼と恋人同士になりました!
冬休みは山口くんがバイトで忙しくて会えずじまい。その間、皐も自立しようと自分磨きをがんばることに!新学期、生まれ変わった姿を山口くんに見せようとしたものの、空回りしてギクシャク…。だけど、本当は寂しかったことを素直に伝えて仲直りできました♥
第34話|…する?
会えないときだって、あなたのことを想ってる――。
(よかった…。キスしたかったの、わたしだけじゃなくて…)
飛鳥も同じ気持ち
「――…どこまで、しても…いいん…?」
『2月号の斉木優先生のメッセージ:テレビで卓球の試合を観るのにハマっています。張本選手VS.孫選手すごかったー!』
次回35話は4月号、積もり積もった想いはあふれ出して――。