※ネタバレ注意です※
GAME:36,37
相馬からの告白、橘からの指摘に動揺し、九条は「好きって何だろう…?」と悩みます。
母親の誕生日に母親が仕事で帰ってこれなくなり寂しさに落ち込む九条。
気分転換に買い物に出かけようとしたところに柳が現れます。
泣き出す九条の手を柳はそっとつなぎ、歩きはじめます。
柳のなにげない優しさに触れ、九条は「柳のことが好きなんだ」とようやく自覚します。
誰かを傷付けても、消せない思いがある。
-好きってきっとそういうことなんだ。
そう自覚した九条は橘を呼び出し、自分の気持を告げます。
橘は「同情したらはったおしますからね」と強気に返します。
GAME:38,39
大学の秋祭。
学生と来場者が参加し、同じ番号の相手を探して受付に行くとテーマパークのペアチケットがもらえる、というイベントが。
柳と相馬は同じ6番。九条も6番と知り必死に探す2人。
柳が「9番」と間違っていたため結局相馬がペアチケットをゲットします。
テーマパークの水族館で2人でゆっくりと時間を過ごした後、相馬は再び告白します。
前回は戸惑うだけだった九条も「柳が好きです。…ごめんなさい」と今回ははっきりと返答。
「好きって言われたのも初めて」と泣く九条に、ずっと一番になれないと思い込んでいた相馬も「ならいーや」とすっきりした笑顔で返します。
GAME:40、41
「相馬と出かけたのなら、オレとも出かけよう」と九条を誘う柳。
デートだよ、と藤本と橘から言われた九条はあやしい恋愛指南書を買って勉強します。
案の定空回る九条。
体調が悪いのではと柳に心配される始末。
初めてのデートはうまくいかなかったものの、「またどこかに出かけよう」と約束する2人。
帰り道、九条は家の鍵を忘れたことに気付きます。
「泊まる?ウチに」と誘う柳。
さてどうなるのでしょう?
ようやく九条が柳への想いを自覚しましたね…!
何気ない日常のシーンで自覚したのがらしくてよかったです。
8巻かあ・・・よかったね柳・・・。
帯でもコメントでも散々「ヘタレ」とか「残念イケメン」とか書かれていますが、10年以上思い続けるってすごいことですよね。
そろそろ、その想いが報われてほしいですが、しばらくは両片想いのすれ違いを楽しみたいです。
デートの九条の空回りはかわいくて楽しかったです!
あと相馬の想いもついに決着。
フラれるの覚悟で告白し、返事を受け止めた姿はカッコよかったー!
これからきっと、もっといい男になっていくことでしょう。
三角関係はあまり好きではないのですが、きちんと九条と相馬のやりとりが描かれていたので、すっきりと読むことができました。
九条・藤本・橘の女子組のやりとりもよかったです。
天之先生の描かれる女子はかわいいだけじゃなく、女の子のリアルな部分も含まれるので大好きですよ!