Cheese!(チーズ) 11月号 金色ジャパネスク～横濱華恋譚～、第12話 感想
※ネタバレ注意です※
麟太郎から “半年後に帰国する” という内容の手紙を受け取り、茉莉亜は 嬉しくて仕方ありません！
横浜に 麟太郎さんが 帰ってくる。もうすぐ 会える。それが 嬉しすぎて、踊りの練習中 ニヤけてしまって 怒られたり、自習に 身が入らなかったり、少々 弊害が出てしまいます。
そもそも、人魚姫の訳は まだ半分くらいしか 進んでいません。
本と睨めっこして 焦る茉莉亜を からかうため、千尭が 声をかけました。
この本の感想を 英語で麟太郎さんに伝えたい、だから自分で訳したい、勉強の邪魔をするなら 部屋を出ていってほしい。と言った 茉莉亜に対し、ノートを見て 誤訳を指摘した 千尭。
「ここが誤訳になってる ここもだ、これだと文脈が だいぶ変わるぞ 単語の意味を ただ繋げりゃいいってもんじゃない」
「どうしよう… 訳せてると思ったのに… 今からじゃ 時間が…」
「教えて やろうか？」
「み… 見返りは なんですか… 大福ですか」
すると 千尭は、茉莉亜に近づき 英語で「オレに おまえを口説く権利をくれ」と言ったのです。
千尭の英語を聞き取れたのか 思わず、「What？」と返した 茉莉亜。
「おまえ 喋れるんじゃないか…！！」と 千尭が驚いた その時――――
なんと、すでに帰国していた麟太郎が 現れました。
「異国に立ってから 予定より早く終了させるべく やってきた、ここに帰るために――――」
そう言うと 麟太郎は、茉莉亜を 真っ直ぐに見つめて「待たせたな、茉莉亜」と言います。
ところが、茉莉亜は 何も答えず、走って 逃げてしまいました…！！！
予定より早く、突然 帰って来た 麟太郎。心の準備ができていない上に、2年近く経ち 以前よりステキになっていた 麟太郎の姿を見て、茉莉亜は 動揺を隠せません。
「もう少し綺麗な格好で 会いたかった…」
真っ赤な顔をして しゃがみ込んでいる茉莉亜を見つけた 麟太郎は、何度も 何度も「茉莉亜」と 名前を呼びました。
「やっと こっち見たな」
（やっぱり前と違う…、こんな優しく呼ぶなんて… ずるい…、くすぐったいよ…）
「…おまえは 変わったな、前より 綺麗になった」
ずっと会えなかった茉莉亜と ようやく会えて、茉莉亜に 触れる事ができて、茉莉亜からも「麟太郎さん」と名前を呼んでもらえて、麟太郎も とても嬉しそうです――――
異国から手紙が届くのに 何日もかかるから あと半年も無い…と分かっていた 茉莉亜ですが、思っていた以上に 麟太郎の帰国、早かったですね！
思わず逃げてしまった 茉莉亜の気持ちが よく分かりました。だって、大人っぽくなってる 麟太郎の格好良さ、半端ないですもん！！！＊≧▽≦＊
でも、舌打ちしたり 拗ねた顔をしたり、意地悪して 笑ったり、以前と 変わらない、麟太郎らしい 可愛らしさも残っていて、なんだか 嬉しいです ✨
素敵になってた 麟太郎と、綺麗になった 茉莉亜。成長した2人の再会に、めちゃくちゃ キュンキュンしました ＊^_^＊
しかし、“次号、恋の三角関係！？” との事で、この後の展開は 波乱が待っていそうですね…！
茉莉亜と麟太郎と千尭、3人の関係は どうなっていくでしょうか。第13話が 気になります！！！
