Cheese!(チーズ) 11月号 恋と弾丸、bullet.12 感想
※ネタバレ注意です※
桜夜さんのお父さん、桜夜組の組長・桜夜秀一朗に「もう 臣とは、ヤクザとは 縁を切りな――――」と言われた ユリ。
「どうして ですか、それって どういう――」
「お嬢さんのためを思って 言ってるんだがなあ」
震えが止まらないほど 組長さんの圧を感じるけれど、それでも ユリは 言い返します。
「縁を切れと言われても、無理…です、桜夜さんの側に居ると こ 怖いこともあるし、不安もあるけど、自分で決めたことだから、「どう乗り越えてこう」としか 考えられません、私は バ バカです、
でも桜夜さんが大好きなので 縁は切れません、
く く、組長さんの言うこと、聞けません」
ユリは、こんな態度は生意気だと 分かっているけれど、たとえ 桜夜さんのお父さんに嫌われても 絶対に退かない、という強い意志を持って 立ち向かったのです。
組長さんが「まぁ そりゃあ こうなるわなぁ」と 意味深な言葉を発した直後、桜夜さんが現れ ユリを守ってくれます。
「彼女との関係に 介入しないでいただきたい」
――すると、桜夜さんと組長は 睨み合い、一触即発の雰囲気…!!!
しかし、ママが 2人の間に 入ってくれたため、何とか その場は収まりました。
なぜ ここが分かったのか、問いかけてきた 組長さんに、桜夜さんは「嫌な勘が働いたんですよ、後は貴方の行きそうな場を当たったら 彼女も居た、店もこの あり様だ」と答えます。
「見事だったぜ、そこのお嬢さんの 上手投げ」
そう言って、店を出た 組長。ユリを店内に残し、桜夜さんは 組長さんを見送りに行きました。
すると 組長は、桜夜さんに――――
「臣、あんな無鉄砲なお嬢さん 側に置いとくと、オメーが足元 すくわれることになるんだぞ、
上海で マフィアに つかみかかり、今回は チンピラ相手に 上手投げだ、
オメェは組の かせぎ頭だ 簡単に 死なすワケには いかねぇ、組長命令だ、オメーから縁切りしな」
「彼女が 無鉄砲なまま 終わるとでも? 俺は それでも一向に構わないんですが、彼女自身が きっと それを許さないでしょう、
なので私の 貴方への返答は―――― 彼女をナメないでいただきたい、というところでしょうか」
今は まだ、組長さんが言っていたとおり 無鉄砲だけど、桜夜さんが信じてくれているように 無鉄砲なままでは終わりませんね! ユリは!
桜夜さんの名刺を見せる事は、恋人の名前を「使う」ではなくて「頼る」という事なのだと、考えれば ちゃんと分かる ユリ。もし また このようなピンチが訪れてしまった時は、もっと上手く 対処できるのではないでしょうか。
もちろん、ピンチなんて訪れないほうが 良いけれど…、桜夜さんの側に居続ける と決めているユリは、そういうわけにはいかないから しっかり覚悟ができていますね。
絶対に いい女になる、と桜夜さんに誓う ユリと、いつだってユリは凜々しい と言ってくれた 桜夜さん。
2人の、お互いを想い合う 愛の強さに、めちゃくちゃ グッときました…!!! ^_^。