山中梅鉢さんの連載作品「この恋、茶番につき!?」の最新話が読める BE・LOVE(ビーラブ) は、毎月1日 に発売です
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もくじ
35話 9巻 BE・LOVE 2023年11月号
出版社 講談社/2023年9月29日 発売
34話 9巻 BE・LOVE 2023年10月号
出版社 講談社/2023年9月1日 発売
33話 9巻 BE・LOVE 2023年9月号
出版社 講談社/2023年8月1日 発売
32話 8巻 BE・LOVE 2023年8月号
出版社 講談社/2023年6月30日 発売
31話 8巻 BE・LOVE 2023年7月号
出版社 講談社/2023年6月1日 発売
30話 8巻 BE・LOVE 2023年6月号
出版社 講談社/2023年5月1日 発売
29話 8巻 BE・LOVE 2023年5月号
出版社 講談社/2023年4月1日 発売
OZ 完全収録版 2022年7月11日まで1巻まるまる無料
『2021年 10月 ―――第三次大戦より 31年後―――』
『サンレイト連邦共和国 サバナ市 上空 (旧アメリカ合衆国カンザス州)』
「本当に 何もないのね 岩山ばかり」
「ここが 大戦前 大穀倉地帯だったなんて 信じられないでしょう あと5分で サバナ基地に到着です エプスタイン博士」
〔こちら スカイホーク554 予定通り 一七・○○時に到着する〕
〔サバナ基地 了解〕
「フン お姫さまのお着きか」
「「天才少女」ですよ ミスト少佐」
「天才家系のエプスタイン家の末っ子 加えて親父殿は 政界の大物だし」
「下らない 15の小娘に とりいろうとでも算段しているの スローン中尉」
「い いや 自分は ただ」
「そんなエリートが こんな辺境の国境警備基地に なにしに来るのかと」
「行方不明だった叔父上が ソルト地区にいたんだそーな 名門一族に一人はいる 変わり者さ」
「とにかく 早々にお帰り願いたいね こっちは いつまたインディー軍とドンパチ始まるか わからないんだから」
「ジョン! まだムトー軍曹は応答しないのか あの娘(こ)のお守りを命じてあるのに!」
「受信機が切ってあるみたいですねェ――」
「あのバカ!!」
「ミスト少佐 正規兵でないムトーに彼女を まかせるんですか おまけに奴は 半年契約のハンパ傭兵で…」
「正規兵より 傭兵の方が働きがいいってのも事実さ」
「あの大戦以来 人口は激減 生き残る事に貪欲なプロに 戦争は まかせた方が合理的だ」
「そういう時代なのさ」
「さて 出迎えに行くか 生体工学の「天才少女」をね」
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