尾崎衣良さんの連載作品「真綿の檻」の最新話が読める姉プチは、偶数月5日に発売です
紙版1号分の作品を2号に分けた電子版「姉プチデジタル」は、毎月8日ごろ発売!
もくじ
祈里編 最終話 4巻 姉系Petit Comic (デジタル) 2024年4月号
出版社 小学館/2024年3月8日 発売
結婚×レンアイ。 / 1&2巻 -今だけ無料-
2022年9月13日まで
『護(マモル)さんには 出逢った瞬間 恋をした』
「明智(アケチ)君 今度 事務で入った 小林さん」
「所長 若いコ来たからって 浮かれ過ぎですよ」
「えー! だって18なんて娘より…」
『太陽みたいに 明るくて 温かくて 本当に名前通りの人で』
『まだ小学生だった 異母弟(おとうと)を引き取ったと聞いた時も らしいな って思った』
「弟の誠(マコト)」
(…よ 妖精さん…!)
(カワイ―――っっ♡♡)
「ハジメマシテ おとーとのアケチマコトです」
「はっ 初めまして! 小林詩保(シホ)です!」
(でも キレイ過ぎて ちょっとコワイかも… 色素うすっ)
『全部 見透かされそうな目』
「…シホさんは マモルのコイビト?」
「えっ そっ そーなれたら いーんだけど」
「マモルはヒゴヨクのカタマリだから」
「キセージジツでおせばイチコロ」
「ホント!?」
「誠!」
『あ』
『照れ隠し…?』
『親子くらい年も離れてるし 全然似てないけど 2人はとても仲の良い兄弟だった』
(うらやましい…)
『誠くんの助言もあって その2年後 護さんと結婚して 2人の家族になれた時は』
『誰よりも幸せだった』
『まさか』
『たった3日で死が別つとは 思いもしなかった』
ぼそっ「アケチだけに3日テンカ」
「…え?」
「笑うトコロ」
「…ど どこで?」
ガンッ
『私を 励まそうと…?』
『護さんが遺してくれたのは この家と 指輪と』
『小さな男の子』
『護さんの代わりに守っていこうと決めて ―――9年』
「良い話だと思うけど」
「すみません」
「誠君も来年は大学生だし そろそろ君も 次の人生を考えてみてもいいんじゃないかな?」
「あ! 乗りまーっす!」
『どうやら 女の29という年齢は周りを ざわつかせるらしい』
(次の人生とか)
『正直 今の私は それどころじゃない』
「明智さん その指輪 彼氏からッスか?」
「え… えーと」
「彼氏って言うか―――…」
「誠くん!? どーしたの!?」
「役所行ったついでに 迎えに来た」
「え… 役所ってまさか 制服(そのカッコ)のまま行ったの!?」
「うん」
「だ 誰ッスか?」
「え… えーと」
「お おとーと」
「おつかれしたー」
「おとーと?」
ビクッ
「…ほ 本当にアレ 出しちゃったの…?」
「うん」
『神様 天国の護さん』
『誰か嘘だと言って下さい』
「窓口のおねーさんに 「おめでとうございます」って言われた」
「……っ」
『本日 婚姻届が受理され 私たち、夫婦になりました。』
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