鈴菜さんの連載作品「桜のひめごと ~裏吉原恋事変~」の最新話が読める 姉フレンド は、毎月1日 に発売です!
もくじ
最終話 5巻 姉フレンド 69号
出版社 講談社/2022年7月1日 発売
19話 5巻 姉フレンド 68号
出版社 講談社/2022年6月1日 発売
18話 5巻 姉フレンド 67号
出版社 講談社/2022年5月1日 発売
17話 5巻 姉フレンド 66号
出版社 講談社/2022年4月1日 発売
元・傾国の美女とフラグクラッシャー王太子 転生しても処刑エンドが回避できません!? / 1巻 -今だけ無料-
2022年3月17日まで
『どうして こうなってしまったのだろう』
『美しいだけが取り柄の 村娘だった私は』
『“国を傾けた悪女”として』
『享年18歳――』
『処刑された』
『最初に思い出したのは 処刑前に髪を切られた感覚』
『投げられた石』
『響く罵声』
「元皇妃 サメルラ・アインザッツの」
『でっち上げの罪状』
「罪状を述べる」
『誤解だった』
「貴殿は先代皇帝である ホウラン陛下の寵愛を盾に 帝国の秩序を乱した」
「あの女が贅沢をしたせいで 税が重くなった!!」
「先代の皇帝は あの女に誑かされたんだ! 戦争が起きたのも あいつが敵国の王を惑わせたせいだ!!」
「宮廷で贅に溺れ いたずらに争いを起こし この帝国で暴虐の限りを尽くした」
「そして あろうことか 貴殿を諫めた貴族を ことごとく殺害し」
「遂には敬愛すべき 我らが皇帝 ホウラン陛下を弑逆するに至った」
『誰も私の証言を信じない 信じてくれた人も 見せしめとして殺されてしまった』
「よって サメルラ・アインザッツに死刑を科す!」
『13歳までの私は ただ美しいだけの村娘だった』
『だがある日 視察に来た役人に連れられ 皇帝の後宮に入った』
『何の後ろ盾もない私を 「美しい」と陛下は何度も褒めてくれ』
『そして―― 気付いた時には 何もかもが終わっていた』
『でっちあげの証拠で 皇帝毒殺の犯人に仕立て上げられたのだ』
『家族や友人は全員殺され』
『美しいだけが取り柄だった 空っぽの私は』
『誰かの筋書き通り “国を傾けた悪女”として 歴史に名を残すこととなった―――』
『ああ神よ 私を憐れに思うなら もう二度と 力ある者と巡り合いませんように』
『そう願った』
『はずだったのに』
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